さっくりほろほろ、ふわりと軽い食感がとっても美味しいスノーボールクッキー
作り方や材料は色々ありますが今回はプレゼントにおすすめ、バターを泡立てて丁寧に作る基本のレシピです
スノーボールクッキーは英語、ブールドネージュはフランス語で両方同じ意味だそうです
「丁寧に作る」とおり、細かく文章にしているので本記事は長いです。良ければお付き合いください。
お店の味*丁寧に作るスノーボールクッキー
さっそく作っていきましょう
用意するものはこちらです
材 料 (約20個分)
- 無塩バター・・・・・・50g
- 粉砂糖・・・・・・・・15g
- アーモンドパウダー・・30g
- 薄力粉・・・・・・・・70g
- 粉砂糖(仕上げ用)・・大さじ2
粉砂糖はグラニュー糖や上白糖など、他のお砂糖で代用できますが食感がジャリジャリざくざくと少し固くなります
アーモンドパウダーも薄力粉で代用可能ですが目がギュッと詰まった固い食感になり、味もアーモンドのコクは無くなり少し淡白な味になります
使用する道具
- ボウル大・小
- ホイッパー大・小
- 粉ふるい(ストレーナー)
- ヘラ・クッキングシート
- 小さめビニール袋2枚
- 大さじスプーン
- キッチンスケール
ウチには無いのですが麺棒があると便利です
粉ふるいは目の粗いものを用意しましょう。無ければ通常のものを。
粉ふるい自体がない場合、ホイッパーで粉類をよく混ぜると良いです
- 無塩バターと粉砂糖を白っぽくなるまで混ぜる
- アーモンドパウダーと薄力粉を入れて切るように混ぜる
- 出来た生地を冷蔵庫で休ませる(30分〜)
- 生地を焼く(160℃/15分)
- 風通しの良いところで冷ます
- 粉砂糖をまぶして完成
賞味期限:作った日を含めて5日(美味しくサクッと食べれるのは2日目まで)
では作業開始です
無塩バターと粉砂糖をまぜる
まず、無塩バター50gを液体にならないように電子レンジにかけます。
もしくは常温に置いておく
柔らかくなったらホイッパーでクリーム状になるまで混ぜていきます
なめらかなクリーム状になれば粉砂糖15gを入れます
粉砂糖が湿気てダマになっている場合はふるってから入れてください
(お好みで塩をひとつまみ入れると味が引きしまります)
勢いよく混ぜると粉砂糖が舞ってしまうので最初はゆっくり、ある程度混ざれば勢い良く混ぜていきます。
ここが一番のポイントなので頑張りましょう
無塩バターが空気を含むと白っぽくふんわりします
2倍の量で作る場合や腕力に自信のない人はハンドミキサーを使うとラクですよ
粉類をふるう
続いて粉類をふるっていきます
普通の粉ふるい・目の粗い粉ふるい・粉ふるいがない場合の3パターンを説明します
一般的な粉ふるいの場合
目が細かいのでアーモンドパウダーはふるえません
そこでアーモンドパウダー30gをボウル小に入れてホイッパーでぐるぐる混ぜます
ダマが無くなればバターのボウルに入れましょう
その後、薄力粉70gをふるって入れます
アーモンドパウダーと薄力粉を入れる順番はどちらが先でもいいです
目が粗い粉ふるい(ストレーナー)の場合
まず、アーモンドパウダー30gと薄力粉70gをボウル小に入れます
このままふるって入れればOKです
粉ふるいがない場合
先ほど同様、アーモンドパウダー30gと薄力粉70gをボウル小に用意します
ホイッパーでぐるぐる混ぜる
粉のダマが無くなるまでぐるぐる。
ダマが無くなればバターのボウルに直接入れてください
無塩バターと粉類をまぜる
ふるい終わった粉類を混ぜていきます
よくある表現ですが切るようにヘラで混ぜましょう
縦線を書くようにするとまぜやすいです
ボウルを回しながらずっと縦線を書くかんじ。
生地が馴染んで大きなカタマリになるまで縦線を書いて、
次にボウルの底に少し力をいれてグッと生地を押さえつけていきます
生地が固くなってふんわり食感がなくなってしまいます
人によると思いますが私はいつも4〜5回ほど生地を押し当てます
粉っぽいところが無くなれば生地の完成
クッキー生地を休ませる
出来あがったクッキー生地をラップで包むかビニール袋に入れます
手やめん棒で均一に伸ばしましょう
せっかくなので生地の重さを測ってみました(162g)
伸ばし終わった生地は冷え固まるまで冷蔵庫で30分以上寝かせます
すぐに焼かない場合、このまま冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
冷凍庫だとビニール袋ごとジッパー袋に入れて2〜3週間
多めに作ってストックしておくのも良いですね
生地を休ませずにすぐ焼いたらどうなる?
生地を冷蔵庫で休ませず、このまま焼いても実は美味しくできます。
ただ、少し粉っぽい味になります(経験談)
せっかく丁寧に作ったので少しもったいないですね。
時短で作りたいときは溶かしバターで作る方法もあるのでおすすめです
生地を焼く
オーブンで焼く人は天板にクッキングシートを敷きます
予熱も開始(160°〜170°/15分〜)
トースターで焼く人は専用のアミやトレーにクッキングシートかアルミホイルを敷く。
(私はトースターで焼くので専用のアミにクッキングシートを敷きます)
続いて冷え固まった生地を取り出します
作りたい個数に切り分ける→今回は20個分
切り分けたら丸めてクッキングシートの上に並べます
今回は重さ162gと測ったので20個分、
1個約8gをせっかくなので全部グラムを合わせていきます
生地を丸めるとき、力を込めないように。
ここでギュッと丸めるとクッキーが固くなる原因になります
全て丸め終わったら焼成です
オーブン/160℃〜170℃ 15分〜
トースター/160℃ 15分〜
温度設定のないトースターで焼くときは焦げそうになればアルミホイルをかぶせます
焼き時間は10分ほどで様子を見ながら焼いてください
ウチのトースターでは160℃で15分焼いてます
焼きが甘い時はさらに1分〜追加してます
15分後、焼き上がったクッキーがこちら
表面にあまり焼き色がついてなくても裏面を見て焼き色がついていればOK
クッキーが冷めるまで風通しの良いところで30分以上放置します
仕上げ・完成
ビニール袋に粉砂糖を入れます
(ここは好きな量でOK)
一応おすすめは大さじ2杯。
少なすぎず余らずちょうどいい量になると思います
その中へ完全に冷えたクッキーを入れます
クッキーが温かいうちに入れると粉砂糖が溶けてしまうので気をつけてください
ビニール袋に空気を含ませクチを閉じて、
粉砂糖が全体になじむまで軽く振りながらまぜます
これで完成です!
ひと工夫でお店の味(溶けない粉砂糖使用)
仕上げの粉砂糖を溶けない粉砂糖にすると
お店で売っているものに近い仕上がりになります
油脂コーティングされているので溶けにくいのだとか(味は普通の甘い粉糖。油っぽくは無いです)
と言ってもクッキーの水分を吸って時間が経つと溶けます。
実際、8月に作るとすぐ溶けちゃいました
溶けない粉糖の意味は?と正直思いました。
後日、粉砂糖をケチらず2倍の量(大さじ4杯分)を使用してみると大丈夫でした
【 おすすめの方法 】
⒈ 最後の仕上げの際、普通の粉砂糖大さじ1を全体になじませる
⒉ 表面にコーティングされるまで10分ほど置いておく
⒊ その後、溶けない粉糖大さじ3を加える
良ければご参考ください。
作ってから4日で食べ切りましたが4日目まで粉砂糖が溶けずにキレイでした
溶けない粉糖は大型スーパーや製菓材料店、100円ショップのセリアさんで売ってます
今回使用したのははセリアさんで購入したもの
内容量(36g)は約大さじ4杯分です
まとめ
今回はプレゼントにおすすめということで丁寧に作ってみました
気をつけるポイントとして
バターを白っぽくなるまで混ぜること、
力を入れて生地をコネたりぐるぐる混ぜないことです
この2つを押さえておけば、さくほろふわりと三拍子そろったとっても美味しい出来栄えに。
仕上げに溶けない粉糖を使うとより本格的
作った後の保存方法ですが私の場合、ビニール袋ごとジッパー袋に入れてます
作った日からどんどん湿気ていくので早めに食べ切りましょう。
(サクッと美味しく食べれるのは2日目までです)
最近、100円ショップで製菓材料が豊富になり色んなフレーバーも見かけるので味を変えて作るのも楽しみのひとつですね
作り方はもっと簡単に出来る方法もあるのでまた次回やってみたいと思います
最後までお付き合いありがとうございました!