クリスマスの発酵菓子といえば
シュトーレンやパネトーネが有名です。
先日、スーパーのパンコーナーで見かけたのが
「ベラベッカ」(¥1,058税込)
広島県のパンメーカー、タカキベーカリーさんが作ったものです。
気になって購入したのですがこれがとても美味しい!
ベラベッカとは何者?と思い、せっかくなので
先に購入していたシュトーレンと比較しようと思います
発酵菓子ベラベッカとは?
基本的な情報ですが、
ベラベッカ、シュトーレン共にクリスマス時期に薄く切って食べる発酵菓子です
【 ベラベッカの簡単な情報 】
フランス・アンザス地方の伝統菓子
小さいパウンドケーキのような形が多い
主にフランス洋菓子店・ネットで購入可能
価格は¥2,000〜¥3,000台が主流
【 シュトーレンの簡単な情報 】
ドイツ発祥の伝統菓子
種類が豊富で様々な味や形があります
ケーキ屋さん、パン屋さん、ネット等で購入可能
価格は¥2,000〜¥3,000台が平均価格
知名度や購入媒体の多さなど、
やはりシュトーレンの方に軍配が上がりますね
ちなみにパネトーネはイタリア、
クグロフはベラベッカ同様フランス・アンザス地方の発酵菓子です
シュトーレンとの違い
2つに共通している材料は
ドライフルーツ・ナッツ・スパイスが入っていている事。
ベラベッカの場合、ほぼこの3つで出来ていて、1次発酵させた少量のパン生地で繋ぎ合わせ低温でじっくり焼き上げます
仕上げにシロップやナパージュなどを塗ります
対してシュトーレンは卵・マジパン・バターや粉砂糖など、たくさんの具材が入ります
中種を作ったり2次発酵が必要だったり、作る工程が多く、コストと時間がかかります
初めて手作りで挑戦したい時はベラベッカの方が手を出しやすそうな印象。
食べてみた感想
今回購入したベラベッカ。
粉砂糖をかける前のシュトーレンみたい・・
スーパーで比較的安く購入出来るものなので
ネットで調べた一般的?なベラベッカよりもシンプルな形状。
この商品に関してはスパイスや洋酒の味が控えめなので万人受けする印象です
具材がぎっしり入っているので少し固めの食感。
そのため、1〜2ミリの極薄カットがおすすめ
少しかじるだけでフルーツとナッツの旨みがギュッと口の中に広がります
バターが入ってない分、乳製品を添えると相性が良いです
実際、付けて食べてみました
砂糖無しの生クリームと無糖のギリシャヨーグルト。
食べる前は生クリームと合うのでは?と
思ってましたが実際はギリシャヨーグルトとめっちゃ合いました
フルーツの酸味とヨーグルトの酸味、お互いの酸味同士の相性がバッチリ!
ヨーグルトに果物を入れたりするので当然の結果とも言えますね
酸味系と合うのでサワークリームや
クリームチーズでも合うかもしれません
パッケージ裏面にも書いてありました
一方、シュトーレンは味や形が豊富ですが表面に粉砂糖がかかっているのが共通です
味は語らずとも美味しい一択ですw
ずっしりと濃厚でリッチな味わい。こちらは5ミリ幅にカットしました
こうして比べてみるとベラベッカはフルーツとナッツの量がすごい事が分かります
保存方法・賞味期限
保存方法ですが、両方とも封を開けたらラップで包んでジッパー袋に入れます
このまま常温保存でOK。
(あまりにも暑い場所はNGです)
ちなみに私はいつもキッチンに置いてます
1週間以上かけてゆっくり食べる時は
暖房の付いていない涼しい部屋や廊下がおすすめ
賞味期限ですがバターや粉砂糖でコーティングされている分、シュトーレンの方が日持ちはします
ベラベッカは3週間〜1ヶ月
シュトーレンは1ヶ月〜3ヶ月ほど
(※未開封の場合)
開封後は賞味期限の半分の期限で食べ切るのが良いのかな?と思います
常温保存が気になる人は冷蔵か冷凍保存をしましょう
私はいつも7〜10日ほどで食べ切るので常温保存です
まとめ
今年初めて購入したベラベッカ。
フルーツとナッツの旨みが凝縮されたとっても美味しい発酵菓子でした
バターや砂糖の濃厚な味のシュトーレンと比べると、サッパリした甘さで食べやすいです
値段もシュトーレンとさほど変わらないので
来年は本格的なものを購入したいと思います
クリスマスの新しい定番菓子として我が家にインプットされました
もちろんシュトーレンは殿堂入りw
機会があれば手作りにも挑戦したいです
最後までお付き合いありがとうございました!